ArchiTwinはMatterportと連携し、3Dで建設文書の作成と設備管理を実現

Customer results summary:

・変化する現場状況の全体的な管理能力を高めることができる

・デジタルツインをベースにした統合されたプラットフォームで、チームのコラボレーションをサポートすることができる

・施設メンテナンス会社の現場への移動時間を20~30%削減することができる

・Matterport デジタルツインのバーチャルステージングにより、空間デザインの紹介やシミュレーションが可能

・デジタルツイン分析により、物理的なレイアウトとオンラインプレゼンスの両方を最適化することができる

現場へ出向かなくても、状況や変化をより正確に把握したい建設現場のプロジェクトマネージャー、施設管理者、およびプロジェクトの関係者は、東京に拠点を置くMatterportのパートナー会社であるArchiTwinが開発したプラットフォームによって、 リモートでのコミュニケーションと共同作業を新しい方法で実現することができます。

 同社は、Matterportデベロッパーツールを使用して、プロジェクトの情報を統合し、ドキュメンテーションの合理化を図り、全体的な管理機能を高めるデジタルツイン中心のプラットフォームを提供しています。

Chris Christophers

ArchiTwinは、日本のMatterport3Dカメラの販売リセラーを2017年より展開しているLivingCGと、撮影を担っているexAgent、そして、テレプレゼンス、ロボット工学、およびシステムエンジニアリング会社である iPresenceの3社の姉妹会社としてスタートしました。

3Dモデルのポートフォリオをよりよく管理したいというクライアントの要望に応えるべく、ArchiTwinチームは当初、MatterportSDKとAPIを利用した組み込みナビゲーションツールの開発に力を注ぎました。

「Mattertagsの内容をデジタルツイン画面の右側に表示することで、お客様は各スペースに関連する必要な情報を瞬時に理解し、より簡単にナビゲートすることができます。」と、ArchiTwinの創設者兼COOであるクリス・クリストファーズは言います。

さらに同社は、Mattertagsから画像や動画をリンクさせ、物件に関する没入感のあるコンテクストを提供することに力を注いでいます。

デジタル・ツインをデジタル・ワークスペースに変える

ArchiTwinのプラットフォームは、短いビデオメッセージ、様々な情報、写真、その他の添付ファイルを含めることができ、統合されたリアルタイムのメッセージボードとして、とても便利なチームコラボレーションツールとして機能します。

ToDoリスト機能でタスクを割り当てながら、フラグで未読の新着メッセージを知らせてくれます。

ユーザー・アクセス・コントロールにより、管理者は特定のデジタル・ツインへのアクセスや、さまざまなレベルに応じたコンテンツの閲覧や編集を許可することができます。

このプラットフォームを使用して成果を上げているクライアントに、日本全国で何百もの高速道路のサービスステーションを担当しているメンテナンス会社があります。

同社は各現場状況をより詳細に記録するために、ステーションをスキャニングし、スタッフが現場訪問の前にステーション内をバーチャルに歩き、電球、エアダクト、コンセントなどの位置、数量、その他の詳細を確認できるようにしました。

これにより、スタッフが定期点検や特別な修理のための現場訪問をする際、必要な機器や機材を確実に持参することができるため、移動のための運転時間を大幅に削減することができます。「同社は、自動車利用者に提供するサービスのレベルを向上させると同時に、メンテナンスに必要となる移動時間を20~30%削減することを見込んでいます」とクリストファーズ氏は言います。

世界遺産を記録に残す

建設および建築関連のクライアントの中でも、ArchiTwinは大きな支持を得ています。滋賀県と京都府の境界に位置する1200年の歴史を持ち歴史的価値も高い仏教寺院である比叡山延暦寺における修復プロジェクトでは、ArchiTwinプラットフォームを使用し、寺院の強固なデータ化を行うことで、将来の保存を容易にしました。人気の観光地であり聖地であるため、木造の本堂は伝統的に60年ごとに改修されます。プロジェクトマネージャーは、建物のデジタルツインを作成し、屋根と塗装下にある重要な事項をデータ内に埋め込むことで、今後の改修時の計画の際に、より適切な情報提供を行うことができます。

一方、同寺院は、ArchiTwinナビゲーションを使用した3Dバーチャルモデルをウェブサイトで公開しました。「バーチャルツアーは、過去6ヶ月間で2万人以上の訪問者を魅了しました。特にパンデミックの最中に、一般の人々との新たな接点ができたことを寺院は喜んでいます」とクリストファー氏は言います。

バーチャルステージングで建築の優れた成果を記念する

ArchiTwinが導入したもう1つの機能は、バーチャルステージングです。これにより、ユーザーはデジタルツイン内に家具などの3Dオブジェクトを配置し、移動させることができます。同社は定期的にウェビナーを開催し、ArchiTwinのシンプルなバーチャル・ステージング・インターフェースを使用して、いかに簡単に空間のデザインを計画し、バーチャル展示会を作成できるかについて顧客に紹介しています。

東京を拠点とする重要な商業建築事務所である株式会社梓設計は、創立75周年を記念して、ArchiTwinと共同でバーチャル記念ギャラリーを制作しました。同社オフィスのデジタルツインには、模擬の壁と看板が追加され、それらに同社の歴史と実績が強調されています。バーチャルステージングには、東京と成田空港のターミナルビルから、2020年東京オリンピックの開会式と閉会式が行われた日本国立競技場への共同事業など、30カ国以上の同社のプロジェクトに関する写真や60以上のビデオが演出されています。

MPマップアナライズによるデジタル・ツイン分析

Ryohei Seki

ArchiTwinは、クライアントがMatterport空間の効果をより理解できるよう、ArchiTwinは姉妹会社であるLivingCGが開発したMPマップアナライズソリューションを提供しています。この分析ツールはAIを使用し、移動経路、滞在時間、曜日、時間帯、クリックされたMattertagsなどの、デジタルツイン内の訪問者の行動を報告します。ArchiTwinのCEOである関良平氏は、「これにより、我々の代理店のクライアントは、Matterportを利用するエンドカスタマーに価値ある分析とコンサルティングサービスを提供でき、物理的なレイアウトやオンラインプレゼンスの最適化を支援できるようになります」と述べています。

BIMクラッシュディテクションへの投資

 ArchiTwinは、クライアントからの要望に応じて、既存のソフトウェアにBIMモデルとデジタルツインを比較する機能を追加しています。「このクラッシュディテクションは、顧客の計画と実際の建設物との違いを発見するのに役立ちます」とクリストファー氏は述べています。同社はまた、データ収集やAI分析技術を活用した機能にも注目しています。

クリストファース氏は「当社のビジネス全体は、Matterportとの強固な関係に基づいています。顧客基盤が拡大しており、MatterportSDKやAPIを活用した新たなビジネスチャンスを最大限に活用することで、今後のビジネス成長に非常に期待しています」と述べています。

 ArchiTwin は Matterport Platform Partner であり、Matterport の API と SDK を活用し、市場を牽引する Matterport の空間データプラットフォームとの統合アプリケーションを構築し、商品化しています。プラットフォームパートナーとして、同社はMatterportの販売ネットワークや充実したサポート、共同マーケティングや共同販売プログラムなど、さまざまな商業的メリットを利用し、アプリケーションの収益化を成功に導いています。

Platform Partner Program の詳細と参加申し込みについては、https://matterport.com/platform-partner-programをご覧ください。

アーキツインについて

ArchiTwin offers a simple virtual staging system together with remote construction management solutions using the power of digital twins combined with robotics and communications technology.  

https://archi-twin.com

本社

東京(日本

製品 :Matterport SDKおよびMatterport API

結果

・変化する現場状況の全体的な管理能力を高めることができる

・デジタルツインをベースにした統合されたプラットフォームで、チームのコラボレーションをサポートすることができる

・施設メンテナンス会社の現場への移動時間を20~30%削減することができる

・Matterport デジタルツインのバーチャルステージングにより、空間デザインの紹介やシミュレーションが可能

・デジタルツイン分析により、物理的なレイアウトとオンラインプレゼンスの両方を最適化することができる

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