Chicago Water & Fire Restoration、Matterport 3Dで損害報告を合理化

Chicago Water & Fire（W&F）について

Chicago W&F Restorationは、シカゴとその周辺の住民と商業施設の両方の顧客層に対する迅速な物的損害の復旧サービスの提供を専門とし、年間4,000人以上の顧客にサービスを提供し、成長を続けています。Matterportは元々運用コスト低減のために導入しましたが、その後まもなく、その最大の価値は競合他社と一線を画す質の高い顧客サービスを提供できる点にあると気づきました。

課題:

すべての保険金請求について、完全かつ包括的なドキュメンテーションを合理化し、紛争を減らす協調的な環境を築きながら、プロセスの効率化と顧客体験の重視により事業を拡大することです。多くの修復企業と同様にChicago W&Fは従来のドキュメンテーションプロセスや現場の状況を十分に伝える能力が不足し、こなせる業務に限りがありました。現場のオペレーターからの写真は写りが悪かったり不完全だったり、写真が1枚もないことすらありました。そのため、社内で問題が発生するだけでなく、Chicago W&Sが一緒に請求業務に取り組んでいた保険の損害調査担当者の間でも不満が生じていました。損害を検証するために何度も現場に足を運ぶことを強いられるうちに、項目の一部が取り消され、保険会社からの評価が下がり、最終利益に悪影響が及びました。

解決策:

Chicago W&FはMatterportソリューションを導入して、各プロジェクトの完全な3Dドキュメントをキャプチャしました。Matterportの3Dリアリティキャプチャにより、関係者全員は損失軽減と再建のプロセス全体を通じて、共同作業、説明責任、顧客サービス、品質保証、公平性の向上に成功しました。

成果:

• 収益が5-7%増加
  口コミがビジネス拡大の主な原動力であるChicago W&Fでは顧客満足度が成功を左右します。Matterportの3Dモデルをあらゆるプロジェクトに使用して文書作成を効率化することでダウンタイムが減少し、高評価の顧客レビューと売上高の増加につながりました。
• 破損申請件数が減少
  復旧会社は損害の軽減作業中に誤って内容物を破損することがあります。一方、保険契約者が軽減作業前から存在していた損害に関して誤った請求をすることもよくあります。請求が発生した時点でスキャンを行っておけば、現場のプロジェクトマネージャーはこうした請求を簡単に反証できます。そうすれば収益が増加するうえ、保険契約者との間の紛争は解消し、最終的に顧客満足度の向上につながります。
• 災害発生時のワークフローのキャパシティが10％増加
  災害発生時には、仕事の獲得件数ではなく、キャパシティ以上にどれだけの仕事をこなせるかが重要となります。こうした状況で業務規模を変更できれば、ビジネスを拡大し、多数の顧客が必要としているサービスを提供できる大きなチャンスが生まれます。最近中西部を襲った極循環下で、同社はMatterportを活用して受注を10％増大させることができました。
• 99%の精度でリモート見積もりが可能に、仕上がりの質も向上
  Matterportの活用で、見積もり担当者や経営陣が渋滞の多いシカゴで車で現地で出向かずにリモートで見積もり作業や品質保証を行えるようになり、少ない時間でより多くの作業がこなせるようになりました。これにより、経験豊かな担当者がオフィスからスコープと損害を見比べられるようになり、スコープの精度が向上。さらに、経営陣が現場作業の確認を行うという認識が現場チームに生まれ、損害低減や修復作業の品質も改善しました。