MPskin、Matterportのパートナーとなり、旅行・宿泊業におけるデジタルツインのカスタマイズを支援

使いやすいコンテンツ管理システムにより、ブランド化とバーチャルステージングを実現しながら編集後にかかる時間を短縮

Customer results summary:

  • More than 8,000 3D digital twins customized

  • Attracted nearly two million visitors

  • Hotel clients direct bookings increased 20 percent 

  • Reduction of postproduction time with easy-to-use CMS tools

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今日まで、ユーザーが作成するオンラインコンテンツはほぼ完全にテキスト、写真、音声、動画で構成されていました。デジタルマーケティングにも同じことが言えます。しかしメタバースが登場したことで、ユーザーが作成するコンテンツの将来もデジタルマーケティングの将来も3次元になります。2021年1月、3人の創業者はアルプスに近い北部の小さな町、イタリアのアッピアーノに同社を設立した時、そのような賭けに出ました。

創業者の2人、Norbert Gasser氏とThomas Gasser氏には、Matterport, Inc.™  Pro2カメラとLeica BLK360を使い、複数階ある博物館から花と木々にあふれる広々とした公園まで、極めて複雑な空間を3D撮影して、

Norbert Gasser

ナビゲーション可能な、4K解像度の3Dデジタルツインに変換するという経験を幅広く培ってきました。バーチャルツアーをカスタマイズできるコンテンツ管理システムを開発することで、Matterportがすでに築いたものに付加価値を加える商機を見いだしました。  

「当社のビジョンは、編集後の時間を節約する使いやすいツールをユーザーに提供し、ツアーをカスタマイズできるようにし、拡張現実とバーチャルリアリティを実現することです」とMPSkinの共同創業者、Norbert Gasser氏は語ります。

Matterport SDKでバーチャルツアーを容易にカスタマイズ

Matterportを使用すると、実際の空間を3Dの仮想空間に変えることができます。そしてMPskinがあれば、仮想空間をデジタルマーケティングツールに変えることができます。「すべてMatterport SDKのおかげです」とGasser氏は言います。「Matterport SDKを誰もが利用できるようにしたことが、Matterportの一番の功績です」

MPskinはMatterport SDKを使用して、デジタルツインを想像できる限り多くのクリエイティブな方法で変更できる専用のコンテンツ管理システム(CMS)を開発しました。仮想体験クリエーターは、カスタマイズ可能なメニュー、音量スライダー付きのBGM、カラーフィルター、拡張可能なMattertagsなどで仮想体験をカスタマイズできます。不動産業者は3D家具で物件をバーチャルにステージングし、美術館は壁の写真と絵を交換し、新進気鋭の芸術家はバーチャル展覧会をステージングすることができます。 

「何より素晴らしいのは、ユーザーは、作成した仮想空間を簡単にホワイトラベル化できることです」とGasser氏は言います。「自分だけのロゴ、ブランド、スタイルを加えることができます。MPskinのカラーは跡形もなくなります」 

編集後の時間は、こうした機能を全部自分で作ろうとするよりも劇的に減り、MPskinが全力を注いだコンテンツ管理システムはシンプルで直感的な仕上がりになっています。「本当に色々な人がこのシステムを使っています」とGasser氏は言います。コンテンツを作る人たちだけでなく、不動産業者、ホテル、美術館の学芸員など様々です。何かあったときにサポートに頼らなくて済むように、MPskinをこれ以上ないくらい使いやすくすることが当社の最優先事項の1つでした」

文化・観光産業の変革

MPskinを共同創設する前、Gasser氏は何年にもわたってMatterportカメラを使って、ほとんどは文化・観光産業向けに大小様々な空間を撮影してきました。そして、この産業が次の急成長期を迎えようとしていることを確信しました。 

Matterportは、欧州全土の観光部門で非常に大きな存在になるでしょう」とGasser氏は言います。「誰だって休暇の行き先を予約する前に、その場所がどのような感じなのかを知りたいと思うものです。Matterportを利用すれば、その場所にバーチャルに行って見て回り、レストラン、ホテルの部屋、通りに何があるのかをチェックできます」

この産業は始まったばかりなので、成長曲線は長いか急激、あるいはその両方かもしれません。「この地域は観光業がとても活発です」とGasser氏は言います。まだまだすべきことが多くあります。バーチャルツアーがウェブサイトを持つことと同じくらい必要になる転換期に来ているのかもしれませんね」

メタバースに向けた準備

2021年、イタリアの中世から続くブルニコ城のMPskinベースの美術館ツアーがMatterportのデジタルツイン賞の1つを獲得したことを受けて、同社は祝杯をあげました。2022年の1月中旬になる頃には、MPskinの顧客はこのシステムを使ってすでに8,000以上のMatterportツアーをカスタマイズしており、約200万人の訪問者を動員しています。多言語での体験を簡単に作れることからツアーの約半分でMPskinの機能を活用し、約500のツアーでバーチャルステージングが採用されています。 

ホテル業の顧客の場合、訪問者のウェブサイトの滞在時間が長くなり、直接の予約が最大20パーセント増加しています。不動産業者はMPskin CMSサブスクリプションをエンドクライアントに販売することで、ホスティングの収益を増やしています。同時に、セルフサービスでのコンテンツのアップロードと編集機能を顧客に提供することで利鞘も増やています。 

同社は今後1年間で200~300パーセントの成長を目指したいと考えており、その見込みは十分にあります。MPskinの創業者は新型コロナウイルスをきっかけに、バーチャルツールを使って遠い所にある場所をオンラインで紹介するサービスを思いつきました。多くの人々がそのメリットを経験した今、遠い未来のことに思われた体験が実現しています。「デジタル化と仮想空間はコミュニケーションに欠かせないものになりました」とGasser氏は言います。「あらゆるホテル、美術館、ショールーム、不動産業者、学校もバーチャルに空間を共有することができるのです。」

空間を共有できる、そして必ず共有するようになる、Gasser氏はそう主張します。なぜなら「メタバースが登場し、Matterportユーザーがメタバースの構築に大きな役割を果たしてくれるからです。誰かがメタバース用のコンテンツを作成しなければならないし、1人の人間や1つの組織が地球全体を撮影することはできません。Matterportを利用すると、誰もがスマートフォンと様々なソリューションを使って空間と物体を3Dで撮影できます。そしてMPskinを利用すると、想像の及ぶ限りあらゆる方法でコンテンツを自由にカスタマイズできます」

MPskin、MatterportのAPIとSDKを活用し、アプリや市場をリードするMatterportの空間データプラットフォームとの統合の構築と商品化を行うMatterportプラットフォームパートナーです。プラットフォームパートナーとして、Matterportの販売ネットワークや充実のサポート、共同マーケティングや共同販売プログラムへのアクセスなど、アプリケーションの収益化を支援する幅広い商業的メリットを享受しています。プラットフォームパートナープログラムの詳細と参加申請については、https://matterport.com/platform-partner-programをご覧ください。

©2022 Matterport, Inc.All rights reserved.MatterportはMatterport, Inc.の登録商標であり、MatterportロゴはMatterport, Inc.の商標です。その他のすべてのマークはそれぞれの所有者に帰属します。

MPskinについて

MPskinは、Matterportデジタルツインをコンテンツ管理システムで強固なバーチャルツアーツールに変えられるよう支援します。デジタルマーケティング業者と顧客はシステムを利用することで、ブランドに応じた外観でビジネス価値を実現するカスタマイズ可能な機能の幅広いメニューにアクセスできます。

https://www.mpskin.com

本社: イタリア・南チロル州アッピアーノ製品: Matterport SDK

成果

  • 8,000以上の3Dデジタルツインをカスタマイズ

  • 約200万人の訪問者数を達成

  • ホテル業界における顧客の直接予約が20パーセント増加 

  • 使いやすいツールで撮影後の作業時間を短縮

Tags

  • Italy
  • 旅行&ホスピタリティ
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