国立天文台様 すばる望遠鏡:「すばる望遠鏡」をデジタルツイン化し、未来の研究者に夢を、そして今の設備管理の問題を遠隔解決
高度4,200メートルに建つ、関係者以外立ち入り禁止の天文学分野の最先端研究施設をデジタル化することにより、いつでもどこからでもバーチャルに訪問し「自由に歩き回る」ことが可能に。広報活動や業務の効率化に向け、有効活用。
ハワイのマウナケア山頂域にそびえる「すばる望遠鏡」。日本から遠方、かつ高所にあるこの施設をいかにして世の中へ広く紹介するか。 国立天文台特任助教(当時、現・早稲田大学准教授)の嶋川里澄氏と、本プロジェクトに参画した電気通信大学のVR研究者、宮上昌大氏は理想的なデジタルツインを構築するソリューションとしてMatterportを選択。シームレスな移動や各種コンテンツの連携が可能なデジタルツインを作成した。成果物は施設の運用を担う部門にも注目され、設備の管理・保全業務での利用も検討されている。